私にとっての初AMIGA.
これは2013-02-16にいただいた。
電源が入らなかったが、調べてみたら電源BOX (外付け)のヒューズが飛んでいるだけだった。
ビデオ出力のD-sub 23ピンソケットの入手が困難だったが、ここ [amibay.com]に書いてあるのをみつけてDB25を削ってコネクタを作った。
なお、私は13/25ピンを削ったが、こちらを削るとA500のRCAジャックとコネクタのケースが接触するので、もし似たようなことをやる場合1/14ピンを削るのがおすすめ。
当初分離同期で15kHz RGB対応のモニタに写そうと思ったのだが、写らなかった。
仕方ないので複合同期に結線を変えたところ無事写った。
複合同期以外の同期信号がちゃんと出力されていないのかもしれない。
と、ここまでやって気付いたのだが、Workbench 1.3のディスクなんて持っていないからフロッピーの絵が出る機械が動くようになっただけだった!!!
Workbench 1.3.3のディスクで無事起動することを確認。
3枚コピーを作った。
GVP IMPACT Series II A500-HD+というHDDとメモリの拡張ユニットも戴いていた。 これはSCSIのインターフェース(AMD 33C93)と4× 30p SIMMソケット, Quantumの52 MBのHDDを内蔵した便利な箱で、現状では2 MBのSIMMが刺さっている。 電源はA500とは別に外部から供給する必要がある。 ファンを上部に内蔵していて、異音がしていたのでミシン油を注してそれなりに調子良く動くようになった。
基板はこの通り、カレンダ時計のバッテリなどがない、耐久性のありそうな構造。
CPUはモトローラ純正のNC68000P8.
注意が必要なのは、多くのIC がソケット実装になっているため、運搬中の衝撃などで外れたりゆるんだりする場合があることだ。
この問題は当時から知られており、文献中では対策としてチップを押圧することをAmiga体操
として紹介されている [2]。
MC68EC020搭載のAmiga.
Workbench 3で動く。
2017-10-14に外箱・付属品付きの状態で、関連書籍とともにいただいた。
ほとんど電源を入れなかったとのことで、実際状態は非常に良い。
FDDとPCMCIAスロットを内蔵。
外箱に 200 MB HDD内蔵と書いてあり、実際ケースは開けた痕跡があると同時に、裏側のネジ一本がない。
ショップによる増設済み状態での販売なのだろうか。
起動すると、内蔵HDD からWorkbench が起動する。
A1200 は電源ユニットが外付けで、コネクタの仕様はA500, A600 と共通らしい。
2021-07-03に、このA1200付属の外付けの電源ユニットPOWER SUPPLY A 600 P-No. 391029-01
が壊れてしまったため、電源ユニット内の耐圧50V以下のコンデンサを交換することで再び動作するようになった。
基板の上で一見問題ないように見えたのだが、ハンダを溶かすと特有のニオイがした。
日ケミSXE, KMEと、あとMarcon製のものだった。
場所 | 容量 (μF) | 電圧 (V) |
---|---|---|
C14 | 2200 | 16 |
C17 | 3300 | 16 |
C11 | 220 | 25 |
C11とC12の間 | 220 | 25 |
C12 | 220 | 25 |
C15 | 4.7 | 50 |
C30 | 1 | 50 |
C18 | 470 | 16 |
C9 | 1 | 50 |
C8 | 47 | 50 |
タワー型のAMIGAで、2013-12-08に戴いた。
背面の銘板に記された会社名はAmiga Technologies GmbHになっている。合掌。
CPUボードはA4000-060 XP REV 2
と書いてあり、オシレータは28.37516 MHzが載っている。
このボードは本来、A4000Tでは干渉するため使えないものを、ケース側を削ることで無理やり使っている。
ISAにちょっと似ているZorro IIIスロットには、Digital Processing Systems, Video Toaster 4000というボードと、Digital Processing Systems, 743-890 PAC REV-3およびTIV REV-3 743-910が刺さっている。
743-890にIDEのHDDが一台ぶら下がっている。
キーボード(KKQ-E94YC P/N: 364447-01)にもVideo Toaster 4000のステッカーが貼ってあることから、ビデオ編集用のシステムとして売られていたのかな?という感じ。
キーボードはmini DIN 6Pでだが、本体側はDIN5。
AT-PS/2のアダプタで良いのか分からないので、とりあえずDIN5のAmigaのキーボードを修理して使っている。
最新版のSysinfoは2012年にリリースされ、この版だとMC68060が正しく認識できる。
CPUボード上の28.37516 MHzのオシレータの2倍である56 MHzで動いている。
MC68060はとても珍しいので大事にしたい。
Amigaが寂しそうにしてるから~、ということでC-64をおじさんの顔が描いてある紙(通称:オサツ)と交換。
型番はC-64
とだけある。
日本語版なので、キーの横面にカタカナが書いてある。
ビデオ出力はU字タイプの8ピンDIN (メガドライブと同じ形状)だが、7番と8番はNCなので [tds.net]、普通のDIN 8pinのコネクタを買ってきて7/8を抜けばS-Videoの信号を取り出すのに使えた。 Chromaに330 Ωの抵抗を挟んだ方が良いという話もあるのだが、私の環境では有っても無くても映像に差は無かった。
インターネットに転がっているC-64の起動画面の画像と色が異なり白背景に青文字で、空きメモリも36,863 bytesと少ない表示になっている。
これは添付のマニュアル [1]通りの動作で、日本語版はやはりROMが違うみたいだ。
US版のC-64のshifted/unshiftedに相当する機能がグラフィック・モードとカタカナ・モードになっているため、小文字アルファベットは表示できないようだ。