PowerPC 601 80 MHz搭載のMac. PowerPCを搭載したMacintoshとしては初代に当たるシリーズの1つで、Mac IIから使われてきたNuBusを採用している。 NuBusを使用したPowerMacは、6100/7100/8100シリーズのみで、他にPowerBookシリーズではDuo 2300, 5300, 1400やWorkgroup Server 9150が内部的にNuBusのシステムアーキテクチャを採用している。 68KのMacのCPUを挿げ替えたような構成で、これより後のPCIバスを搭載したPowerMacとはシステムアーキテクチャが大きく異なる。
この機械は2001年(前後). 今は亡き秋葉原のイケショップ前に「¥0」と書いて捨てられていた。
国内で発売されたのは7100/80AVなどのAV型番のみで、AVのつかないものは国内では発売されていないらしい。
私にとっては、高校に持っていって使ったりしていた、結構想い出があるマシンである。
威嚇用に、電源ユニット内蔵のファンを三色に光るものに交換してある。
ほとんどの期間はLinux kernel for Nubus-Pmacを使ってDebianで使っていた。
現在はMacOS 8.0で使っている。
ビデオカード専用スロットがあり、ここにはHigh Performance Video (HPV)カードと呼ばれる1 MB VRAMのビデオ出力機能のみを備えたボードか、AVカードと呼ばれる2 MB VRAMとSビデオ入出力機能のついたボードのいずれかを装着する必要がある。
装着しないで使うとマザーボードが破損する可能性があるとのこと。
もともとはHPVカードが載っていたが、調子が悪くなってきてしまったので、AVカードに交換した。
これらは単なるVRAMボードなのだが、PowerPC 601は速いので、その辺のアクセラレーションのついたNuBusボードより性能が良い。
このビデオカードスロットにはCPUアクセラレータを刺すことも出来る。 ハードオフでMAXpowr G3/300 (G3カード)をジャンク箱で発見したので使っていたことがある。 確かにかなり高速化するが、G3マシンは他に持ってるため、G3カードは使わなくなり、現在では必要な人のもとに旅立った。
ロジックボードに載っているメモリ8 MBが搭載されており、これに4 枚の72ピンのSIMM 32 MBを載せていて、合計136 MBのメモリが載っている。 ロジックボードにはビデオ出力機能もついているが、こちらは変わったコネクタからでる上、最大解像度/色数も少なく、メインメモリが減るため、性能は悪くないもののあまり使いたくない機能だ。
白黒モニタの無印5300。外蓋が壊れていないし、ヒンジもリワーク済みで破損していない美品。 漢字Talk 7.5.2が当時のまま残っている。
DuoDockとセットで捨ててあった。
PowerPC 603e@100 MHz, メモリは48 MB。
上半身(液晶部分)は270cなのだが、下半身(キーボードが付いている部分)は2300cのようだ。
どうせなら下半身も270cの方がよかった。
HDDが故障していたため、IDE 6GBのものに交換し、漢字Talk 7.5.5をインストールした。
HDDのマウンタが器用な改造をされており、外ネジの2.5型HDDが固定できるようになっていた。
当時の業者による施行であろうと思われるが、よく考えられた改造だ。
DuoDock部に関しては、電源が故障していた。 どうやら定番の故障のようで、電源からカチカチと不穏な音が聞こえるというものである (Click-of-deathとかTick-of-deathと言うらしい)。 情報収集したところ、コンデンサ1個を交換すればよいという話もあったので、交換してみたが、状況は改善しなかった。 この手のDuoDockの修理が流行った時期から+15年くらい経過しているため、他の部分の経年劣化を考えて、全てのコンデンサを交換したところ、動作するようになった (2013-06-15)。 最終段のコンデンサに一部軽い液漏れの跡があったため、これが原因だったのかもしれない。 なお、この電源は悪質で、ケースがリベット留めになっている。 ちゃんと壊れにくいように設計・部品指定するか、リベット留めを使わないかにしてほしい。
DuoDockには68882 (FPU)が載っていて、PowerPCを搭載した2300cだと下手したら動作しないかとも思ったが、実際には問題なく動作した。
68000はFPUやMMUなどのコプロセッサもメモリマップドであり、また68Kのアドレス空間はファンクションコード(FC) 3ビット+32ビットアドレスの35ビットで、コプロセッサはFC="111"のCPU spaceにマップされている。
PowerPCにはファンクションコードは無いので、チップセレクトされず、平和に物事が進む、ということのような気がする。
2つあるNuBusスロットの一つにApple Ethernet NB Card
というAAUIの出ているEthernetカードが刺さっていて、この上に68000が載っているのがちょっとおもしろい。
DuoDockを持ってないので不便です... だれか下さい
DuoDock, 拾いました
これはU&J Mac'sで
2001年前後に買った、ちゃんとした中古品。結構な期間持ち運びマシンとして使った。
Linux kernel for
Nubus-Pmacも動作させたりした。
Sonnet Crescendo PB [sonnettech.com] の333 MHzを載せてある。このCPUカードと内蔵用LANカード NetJoy PB1400-T (Focus EtherLan 1400のOEM)はNIC側の水晶がコイルと干渉する。 私は水晶のハンダ付けを外してケーブルで場所をずらしました。
メモリの基板は独自形状で、最大64MBということになっている。 増設基板2枚と、いわゆる「抜いちゃ駄目ボード」の2種類があって、 16 MBの抜いちゃ駄目ボードと32 MB, 24 MBの増設基板をためしてみたら やはり64 MBまでしか認識しなかった。アドレス線を引っ張れば何とかなりそうだけど...
現在、HDDをCompactFlashに置き換えて、完全無音マシンにした(この機種はファンがない)。
8-May-1997発表、PowerPC 603e @ 180MHz搭載のノートパソコン [apple.com]。 FDD は外付けで、PowerBook としてはかなり横幅が小さく、キーボードも小さいので少し使いづらい。 外部ディスプレイはVGA と同じ3列15ピンで扱いやすくなった。
この機種はG3 カードでアップグレードするのが流行っていて、この個体も流行にもれずG3 カードが刺さっている。
画面を閉じるときのラッチが割れやすいので、開閉の時に力がかからないように工夫してやると良い。
画面上部と本体底面のゴム足が溶けてドロドロになりやすいため、周りを汚さないように取り外してしまうなどの工夫が必要。
17-Feb-1997発表、PowerPC 603e搭載 [apple.com]。
後ろ側はプラスチックで被われているでもなく、塗装されているでもなく、PC互換機にそっくり。
ただし、DB25のコネクタはパラレルポートでなくSCSIなので注意が必要だ。
CommスロットにはEthernetカードが刺さっている。
CPUは右上の銀色の小さなヒートシンクの下。ビデオチップはATI-264VT2 (Mach64)。
試しにMicronの64 MBのSDRAMを刺してみたが、案の定動かなかった(当たり前)。
604系のマシンを探していたら、落ちていた。思ってたより遅い!!
PowerPC 604e @200MHz, L2は256KBらしい [apple.com]。
8500や9500ではほぼ完全分解しないとメモリスロットにアクセスできないのに対して、8600は簡単になっていて、ボタンを押して引っ張ると横にパカッと開く。
この蓋はPowerMac G3 Blue&Whiteなどの「ポリタンク」ケースと違い、完全に取り外すことができる。
蓋側にファンがついていて、ケースの蓋を閉じると電極が接触する仕組みになっている。
後ろから見るとPCIスロットが6本あるように見えるが、中を開けると実は3本しかないことが分かる。
ちょうどATXケースにMicroATXのマザボを入れたような雰囲気になっているのだ。
半透明で有名なiMacがリリースされる前の機種だが、内部のレバーやケースを開けるためのボタンに緑色の半透明プラスチックが使われている。
シリアルポート(Palm用)とADB(WACOM用)の両方がついていて [apple.com]、プロセッサはそこそこ速くて、メモリは普通のSDRAMが使えるので大変便利。
現在MacOS 9.2上で、PCIカードの3dfx Voodoo3を使っている。