パーソナルメディアが販売していたTK1は、TRON配列のTRONキーボードだ。 2022-02-05にいただいた。 TRONマシンMCUBEを使うには必須のアイテムである。
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キーボードとタブレット、タブレットのペン立て、ブザー、2つのLEDと赤外線センサをハードウェアとしては装備している。 このうち、赤外線センサは利用されていない模様。 タブレットはワコムのものと同じ、指では反応せずペン側に電池がいらなくて、ペンを浮かせていてもポインタが動かせるタイプのものだ。 MCUBEのBTRON (3B)ではこのタブレットをポインティングデバイスとして使う。
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キーボードレイアウトは英語部分はDvorak, 日本語部分はTron配列なので、慣れるまで大変そう。 数字が1から9まで順番に並んでてラッキーと思わせてくれる。 私はまだ慣れてない。
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キーピッチは16 mmで、通常のキーボードが20 mm前後なのでかなり小さいと言えそう。 その分、指を横方向に動かさなくて良くなっているということかもしれない。
キータッチは特別強い個性がなく、クリック感はないもののグニャグニャでもなく、初期のPC-9801のキーボードの音を静かにした感じ。
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キーボード側のコネクタはミニD-sub 15ピン(3列)ソケットで、ケーブルによってMCUBE, 1B/note, PC-98の3種類のインターフェースを切り替えて使用できるようになっている [1]。 タブレット機能もPC-9801のバスマウスのプロトコルを喋れるようになっているのが偉いところ。
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裏側はとくになにもない。 このキーボードは実測で1,270 gで、見た目のインパクトが強いせいか持った瞬間は軽く感じる。 ロジクールのそこそこ新しいキーボード (K780)が865 gなので実際には軽いというわけではない。
パンフレット
TK1のパンフレットがあるが、掲載されているTK1の写真のLED位置とタブレットの角度が、実際のTK1と若干異なるように見えないこともない。
また、2B (BTRON仕様OS)のパンフレットに載っているTRON仕様キーボードもどれとも異なるもののようだ。
パンフレット中で使われているPMC-T型
というのはいくつか他の文献でもこのキーボードについて使われている用語のようで、現在調査中。
参考文献
- 名取 誠自, TK1のファームウェア解説と他のパソコンへの接続可能性. SIGBTRONセミナー資料. 1993年2月27日. pp.02-1–02-20.
SIGB930227-02
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