PC-9801BS2/BX2やFC-9801Kの修理

落ち葉をかぶったPC-9801BS2を回収した。 まず内部を清掃したのだが、蓋を開けた途端、幸運にもDX2ODP-66が載っているということがわかり狂喜乱舞した。 この時代の機種にありがちなコンデンサ不良が発生していたので、とりあえずマザーボード上のやばそうなコンデンサをすべて交換し、電源投入!!

しかし、画面は同期するものの、ビープ音が鳴り響き動かない。 仕方ないのでテスタを使って断線を調べることに。 PC-9801BS2 PCB (patched)
結果、写真のようなジャンパを飛ばせば動くことが判明した。 リセットIC μPC2270Aの6番ピン(RST0)から出て行くリセット信号が断線していた。 テキトーに追って行った先まで飛ばせばOK。

FC-9801K

FC-9801Kも断線していたが、変な場所だった:
FC-9801K直し方

BX2も修理だ!!

PC-9801BX2も手に入ったので、同じ手順でまず電解コンデンサを交換して、電源ON!

しかし今度はビープ音すら鳴らない。 電源ファンが寂しく回るのみ。 で、断線をチェックしたところ、BS2とは違う箇所だった:
PC-9801BX2 PCB (patched)
2C1のまわりの配線が怪しい感じで、こういう感じで2本のジャンパーを飛ばせば動作した。

結論

PC-9801BS2/BX2やその派生であるFC-9801Kはパタン破断が起きやすい。 なんで?