この会社のSun互換機が増えてきた。 Sunの基板をそのまま使っているものだけでなく、独自設計と思われる基板を使っているものもある。
SPARCclassicのクローンだが、lunchboxタイプのケースではなく、pizzaboxケースが使われている。 プロセッサやメモリスロットの数はSPARCclassicと同じだが、オンボードのフレームバッファを搭載していない。
マザーボードはdtk computerのSSM-5001。 microSPARCプロセッサがTCPパッケージで実装されているSunの機械と異なり、DTK Computer MPGA-001-01-50 306という謎の巨大な石で実装されている。 ヒートスプレッダーの下に例のTCPパッケージが入っているのかもしれない(不明)。 OpenBootからはTI,TMS390S10と認識される(出力)。 ちなみにハンダ面は実装部品なしだった。 ROMのラベルの日付は93.10.8.
キーボードを接続しない場合、シリアルコンソールは左側のDB25コネクタから出力された。
JCCのSparcStation 10互換機と思われる。SuperSPARC+SuperCache 60 MHz。 200-pinのDSIMMは、対応機種が多いため入手が容易だが、ECCエラー等で取り外すと、Ultra系の機種は2枚/4枚単位での増設のため、 つかいにくい奇数枚の組ができてしまう。SparcStation 10/20は1枚単位で増設できるので、メモリ格納庫として有用。 80-nsの200-pin DSIMMも今のところ問題なく使えている。メモリを刺す順番は変則的で、Service Manualに書いてある。 このマシンには16 MB× 8枚で128 MB刺さっている。
SparcStation 20と異なり、SCSIが50-pinのものを使う必要がある。
型番的にはSPARCstation 20 [eintr.net]の互換機ということになる。
右横にフロッピードライブが付いている点もSPARCstation 20と共通。
ケースは金属製なので、プラスチックのSS20より頑丈な感じがする。
60 MHzのSuperSPARC/SuperCache搭載。
起動メッセージ
Ultra5/10と同じCPUモジュール/メモリを使うマシンだが、Ultra5/10ではメモリスロットが4本なのに対し、この機械は8つあって便利。
他にも、PS/2キーボードとマウスが使えたり、オンボードでSCSIが載っていたりと本家のUltra5より便利な気がする。
SparcEngine Ultra AXiというマザーボードのようだ。
載っているプロセッサは440 MHzのUltraSPARC-IIiで、起動画面ではJCCのロゴと共にUltra 10 Series JU10
と表示が出る。
Ultra30の互換機と思いきや、デュアルCPUに対応している独自基板(MB-ULTRA614 MADE IN TAIWAN)を使っている。
電源もATXっぽい(ちゃんと調べてない)。
UltraSPARC II 296MHzが載っていた。
ケースは非常に大きい。