Inmos IMST425A- -G20Sと書いてあるチップが載っている。
DIVISION LtdはBristol, UKにあった会社で、Integrated Virtual RealityというキーワードでTransputer Application関連の文献に登場することがある。
DIVISIONのVirtual RealityシステムであるProVisionのグラフィック部分を、Macintoshで使えるようにするためのボードのように見える。
SuperVision [1]とも基本的なハードウェアのアーキテクチャは関連が高そう。
右端にIntel i860 A80860XR-25が載っており、その上に3本の72p SIMMソケットがある。
メインのボードには他にInmos IMST425A- -G20S
と書いてあるチップが載っている。
ボード左側の二階部分は、Transputerで標準的なTRAMと呼ばれるモジュールの形状をしている。
この6枚幅のTRAMには、TransputerチップのInmos B IMST400B-G20S
, Inmos C IMSG332F-85S
と、東芝のシェーダーTOSHIBA TC8512AG
が2個、24× TC524256BZ-80 (合計 3 MBytes)が載っている。
TRAMモジュールにはDBT020/02 © DIVISION LTD 1992
と書いてある。
格好良いボードなので使いたいのだが、ソフトウェアが揃っておらず、現在は観賞用だ。